プレスリリース

5G FR1/Sub6のOTA試験の提供を開始

2020年9月10日
5Gは「超高速・大容量」、「超低遅延」、「多数同時接続」の特長を持つ次世代の移動通信システムです。この革新的な技術を使用したデバイスとシステムの安全性、セキュリティ、相互運用性、市場コンプライアンスを確保するために、DEKRAは自動車、消費者製品、情報技術、産業製造、エネルギー、輸送、ヘルスケアを含む多くの分野に高度な5Gの認証サービスを提供しています。
これらの特徴を持つ5G技術の確立により、スマートフォン以外のIoT機器が今後も爆発的に増加すると考えられています。5G/IoT基盤の早期実現がますます期待されている中、DEKRAジャパンでは増加する5Gデバイスの通信性能評価をサポートするため、ANRITSU社のMT8000A(5G対応 疑似基地局)を導入しました。
BLUETEST社のRTS65(反響チャンバ)、ANRITSU社のMT8821C(LTE/UMTS 疑似基地局)とMT8000Aの構成で、弊社横浜ラボではLTEのOTA測定のみならず5G RF1/Sub6のTRP(Total Radiated Power:全放射電力)、TIS(Total Isotropic Sensitivity:全放射受信感度)とThroughput の測定を実施し、FR1/Sub6のOTA試験が可能になりました。
DEKRAジャパンは日本の顧客向けに、ネットワークオペレーターライセンスの取得を支援するために、2020年の第4四半期に5G FR1/Sub6の相互接続性試験(IOT)(アンテナ)の提供開始を目指します。