プレスリリース

DEKRAの中国拠点でも続々とAlexa Voice Serviceの認定ラボとして認定される

2021年9月15日
中国本土の広州、蘇州、深圳にある拠点が、Alexa Voice Service(AVS)のデバイステストとセキュリティアセスメントプログラムの認定ラボとして追加されました。すでにAmazon社から認定を受けている香港(中国)、ソウル(韓国)、横浜(日本)、マラガ(スペイン)拠点と合わせると、DEKRAでは7拠点でこのサービスを提供することができます。
DEKRA APACの上級副社長であるMike Walsh氏は、次のように述べています。「広州、蘇州、深圳の拠点がAlexa内蔵機器のAuthorized Test Lab(ATL)になったことを大変嬉しく思います。DEKRAは、IoT機器のための包括的なオールインワン試験および認証ソリューションを、様々な国と地域で提供することが可能です。」
Alexaは、Amazon社が提供するクラウドベースのインテリジェント音声認識・自然言語理解サービスです。Amazon社のデバイスに限らず、ありとあらゆるデバイスメーカーが提供する1億台以上のデバイスで利用可能です。Alexaを使うことで、自然な音声体験を構築することができ、お客様が日常的に使用しているテクノロジーをより直感的に操作することができます。
AVSのATLラボとして、テストの自動化とAmazon社提供のチェックリストを用いて、製品が音響、音楽、機能、ユーザーエクスペリエンスの要件を満たしていることを確認します。DEKRAは、Alexa Qualification Tool(AQT)レポートとマニュアルチェックリストの形で認証テスト結果を作成し、アマゾンに提出します。
ATLラボの運営に加え、DEKRAはスペインのラボでセキュリティテストを実施する権限を有しており、これによりAVSを搭載する機器メーカーは、セキュリティ評価レポートを取得することができます。この要求事項は、AVS機器を製造する企業が、機器に潜在するセキュリティ上の脆弱性の特定と解決に積極的に取り組み、発売後に特定されたセキュリティ修正プログラムを配布する準備をするのに役立ちます。AVS機器の例としては、スマートスピーカー、スマートスクリーン、テレビ、セットトップボックス、ヒアラブル、ウェアラブル、Bluetoothスピーカー、Alexa Calling, Messaging, and Announcements(ACM)またはMulti-Room Music(MRM)を統合した機器、ローカルボイスコントロール(LVC)の有無にかかわらずAutoSDKを統合したAuto機器などがあります。